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九州・沖縄地方
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  宮崎 鹿児島 沖縄







北海道地方
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  福島
関東地方(首都圏)
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  東京 神奈川 山梨
信越・北陸地方
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東海地方
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21世紀前半に東海地震、東南海地震、南海地震、首都直下地震、宮城県沖地震がほぼ襲ってくると考えられています。
21世紀は地震防災の世紀とも言われています。
免震」はその切り札、最終的解決になるものです。
「免震」の中でも IAU型免震は最高性能、最高のコストパフォーマンスを誇るものです。
 (この頁の目次)
「夢の技術」の実現
免震の定義
免震装置の種類
免震・耐震の比較
IAU型免震の免震性能
免震・制震・耐震の比較


トピックス
 ☆ 「夢の技術」の実現 「免震の時代」の到来
 ☆ 地震活動期に入った日本列島
 ☆ 地震活動期の建築基準法の耐震基準案
 ☆ 地震被害0事業でニューディール政策



200万アクセス突破
(2001年1月〜 I AU HP全体)



「夢の技術」の実現
(200年住宅に対しても)

  1.耐震住宅=建築基準法通りでは震度6強で倒壊も
  2.制震住宅=実大実験結果から地震力低減効果がほぼ無いことが判明
  3.IAU免震の抜群効果=IAU免震・制震・耐震の比較から




IAU免震は下記の現状の「免震」の問題も解決しています

  1.長周期地震に共振
  2.縦揺れ時に免震建物が浮き上がる
  3.地震後も免震建物が揺れ続ける
  4.地震後、免震建物が元の位置に戻らない
  5.地震後、元の位置に戻らないために余震・連続地震に対応できない
  6.風で免震建物が揺れる
  7.風揺れ固定装置が電気式または手動式
  8.強風時、免震建物が浮き上がる
  9.強風後も免震建物が揺れ続ける
 10.強風後、免震建物が元の位置からずれる
 11.敷地が不同沈下した場合、免震建物が動き出してずれる
 12.電気式、半自動または手動式
 13.定期的な潤滑油の注油を必要とする
 14.確認申請だけでは建てられない
 15.間取りに制約がある
 16.敷地一杯に建てられない
 17.設計に時間がかかる
 18.工事期間が長い









 耐震基準における重大問題が発生した。

 建築基準法通りの建物が、倒壊等の被害を生じない「安全限界」は、長期間にわたって震度6強〜7程度とされてきたが、現行震度階(1996年気象庁震度階改定)では、震度6弱程度だったことが判明した


 ★1996年気象庁震度階改定による旧・新震度階の加速度比較
震度
5弱
5強
6弱
6強
震度階(gal)
25〜80
80〜250
250〜400
400
改定震度階(gal)※1
25〜80
80〜140
140〜250
250450
450〜800
800〜
改定震度階(gal)※2
  〜100
100〜240
240520
520〜830
830〜1500
1500〜


         損傷限界     安全限界
            ▼          ▼
  地動加速度  0  80   250   400gal 



震度階
1996年以前


         損傷限界     安全限界
            ▼          ▼
  地動加速度  0  80 140 250    450      800gal



改定震度階
※1

5弱
5強
6弱
6強

         損傷限界     安全限界
            ▼          ▼
  地動加速度  0 100  240     520      830         
      1500gal 


改定震度階
※2

5弱
5強
6弱
6強


 損傷限界:建築物の構造耐力上主要な部分に損傷が生じない限界
 安全限界:建築物が倒壊・崩壊等しない限界

 ※1 周期約0.6秒で数秒間継続した場合の加速度。そのため、実際の加速度は、※2のように大きくなる。
 ※2 内閣府「地震被害想定支援マニュアル」より。
 ※なお、グラフの色は中央防災会議の被害想定の震度分布図(下図参照)に合わせた。



 以上のように、1996年気象庁震度階の改定により、長年、300〜400gal を、震度6強〜7程度(旧震度階) としてきた建築基準法の「安全限界」は、1996年以降、震度6弱程度に引き下げられていた
 また、超高層建築物も、以下のように、「安全限界(レベル2)」は震度6弱程度である。

 ★超高層建築物の動的解析によく使用する地震動とその計測震度
 ※なお、表の震度の色は中央防災会議の被害想定の震度分布図(下図参照)に合わせた。


 しかるに、中央防災会議の発表では、東海地震だけでなく、東南海地震、南海地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震でも、広域で震度6弱以上(下地図の黄・橙・赤色地域)が予測されている。また、その「震度6弱以上の地震」の30年以内発生確率も、昨年の政府地震調査委員会の発表で驚異的に上昇し、関東・東海・近畿地方の多くの市区町村で50%を超えた(下表参照)。





30年以内で 震度6弱以上の地震に見舞われる確率が50%以上となる都道府県
(2009年基準での2008年との比較)
地方
都道府県
2009年
(県内最大値(役場))
2008年
(2009年同地点の値)
北海道
北海道
63.89%
20.21%
東北
宮城県
58.36%
 6.45%
関東
茨城県
78.13%
12.50%
埼玉県
65.39%
27.34%
千葉県
77.03%
17.85%
東京都
67.93%
29.20%
神奈川県
88.71%
73.41%
甲信
山梨県
89.88%
86.41%
長野県
60.31%
47.18%
東海
岐阜県
73.37%
29.68%
静岡県
96.44%
92.84%
愛知県
94.57%
85.46%
三重県
87.09%
73.37%
近畿
滋賀県
51.66%
 7.09%
京都府
61.40%
29.93%
大阪府
68.79%
28.55%
兵庫県
52.30%
26.28%
奈良県
73.63%
46.54%
和歌山県
86.80%
80.14%
四国
徳島県
68.93%
54.61%
香川県
54.33%
23.69%
愛媛県
65.00%
40.20%
高知県
65.09%
59.18%
九州
大分県
55.59%
 8.73%
宮崎県(参考)
49.27%
17.72%


※県内の県庁及び各市区町村役場(周辺)での最大地震発生確率で、県内の地域でこれ以上になる場合がある。 2008年の値は、2009年に最大地震発生確率となる同役場での値である。
 ⇒ 詳細(地震発生確率50%を超える各市区町村)



 このような重大問題が発生している。

 今年2010年は、市街地建築物法公布(1920年)から90年、建築基準法公布(1950年)から60年、新耐震基準施行(1981年)から来年で30年、阪神・淡路大震災(1995年)から15年と、大きな節目の年である。
 上記の「安全限界」の問題が連動するのは標準せん断力係数=0.2であり、その概念自体は、関東大震災直後の1924年の「市街地建築物法施行規則改正」以来一貫してきたもので、あと4年で90年となる。現在、国の水準から考えると、見直すべき時期にきている。

 「耐震基準における重大問題」が発生した、このタイミングに、地震被害を根絶する国づくりという、有史以来の「悲願」達成を目標に掲げ、第二の建国といってもよい歴史的大事業を実行すべきであろう。
 そして、この大事業のおかげで、25〜30年間は、建設ラッシュとなり、大きな内需拡大につながり、現在の経済不況から脱出できるだけでなく、25〜30年間という持続的経済成長が見込める。

★有史以来の「悲願」である「地震に強い日本」の実現、歴史的大事業
 この事業は、地震被害を根絶する国づくりという、有史以来の「悲願」達成であり、第二の建国といってもよい歴史的大事業になる。有史以来の、この国の夢の実現である。
 そして、我が国は「地震被害を0にできる技術」をすでに持っている。

★過去最大にして非常に長期間にわたる「経済成長政策」
 耐震性アップを行わねばならないその戸数が、既存建物約5000万戸という、あまりに多い戸数のために、非常に長期間にわたる。「国民の命」と直結する問題ゆえに、最優先的に行わねばならない。そのため、過去最大にして非常に長期間にわたり、成熟期の最後に残された最大の「経済成長政策」といってもよいものである。

★建設、未曾有の事態から、現在最も待ち望まれている経済政策
 国土交通省が今年1月に発表した建築着工統計によると、2009年の新設住宅着工戸数は前年比27.9%減の78万8410戸となった。1968年に100万戸を超えてから初めての100万戸割れであり、45年前の水準にまで落ち込んでいる。まさに未曾有の事態であり、今現在においても、最も求められている経済政策といってもよい。

 機は熟した。あとは実行あるのみである。


 現在の「建築基準法」の前身である「市街地建築物法」(1920年)成立期までの下記文献、
中村達太郎 曽禰達蔵 片山東熊 辰野金吾著「木造日本風住家改良構造仕様」1896年
大森房吉著「臺灣地震調査」震災豫防調査會報告1906年
を見ると、
一定以上の地震力では、「足元フリー構法 」しか方法がないことを、
日本最大の直下型地震である濃尾地震M8(1891年)と同時代の、大森房吉(1868〜1923年)、中村達太郎(1860〜1942年)、曽禰達蔵(1853〜1937年)、片山東熊(1854〜1917年)、辰野金吾(1854〜1919年)たちは知っていた(辰野金吾は東京駅設計者、片山東熊は赤坂離宮設計者、曽禰達蔵は丸の内の三菱オフィス街の設計者、大森房吉は日本の地震学の父と言われている)。

 しかし、次の世代から、現在の建築仕様の「足元固定(緊結)」が始まり、1920年の市街地建築物法で、まず大都市に、そして1950年の建築基準法で、全国に「足元固定(緊結)」が適用された。
  しかし、その市街地建築物法施行直後の関東大震災以降は、東海地方〜関東地方が地震静穏期に入ったので、それほど問題にならなかった。

 しかし、現在の、直下型地震の頻発、地震活動期への移行を考えると、 今回のタイミングを逸してならない。
 大地震が迫るこのタイミングに、「足元フリー構法」を考慮した、建築基準法の耐震基準と耐震仕様の大改定をすべきである。



 ■トップ・要約・目次
 ■はじめに
 ■耐震基準における重大問題の発生
  ★ 実大実験において耐震等級1(建築基準法通り)・耐震等級2の建物が震度6強で倒壊
  ★ 「震度6強から震度7程度に対しても、倒壊等の被害を生じない」について
  ★ 1996年震度階改定による、耐震基準の「安全限界」引下げ
  ★ 損傷限界・安全限界に至る地震動の震度算出
  ★ 耐力として余裕があるか
  ★ 「相互作用」で補完する説明にも限界
  ★ 国の耐震基準の基本的考え方
  ★ 「震度6弱以上の地震」の30年以内発生確率驚異的上昇
  ★ 損傷限界・安全限界に至る地震動の震度算出方法
 ■地震非常事態というべき状況
  ★ この10年間での地震死亡者約75万人/自然災害死亡者のうちの約7割
  ★ 頻発する地震
  ★ 地震活動期
  ★ 地震非常事態というべき状況
  ★ 政府中央防災会議の地震被害想定
  ★ 東海地震 過去30年で最も危険な状態
 ■直下型地震+海溝型巨大地震対策
  ★ 防災対策=直下型地震+海溝型巨大地震対策
  ☆ 【参考】 100kine以上・1000gal以上の観測地震動 (4000gal時代に)
  ☆ 【参考】 「民間独自の耐震基準づくり」について (150kine 1500gal時代)
  ☆ 【参考】 土木においても建築の耐震基準の2倍 (C0=2.0相当)
 ■大きな節目の年、耐震基準(安全・損傷限界)引上げへ
  ★ 大きな節目の年
  ★ 現行の建築基準法の損傷限界・安全限界について
  ★ 安全限界・損傷限界の引上げへ
  ★ 耐震基準引上げの機会は今しか無い
 ■有史以来の「悲願」達成、夢の実現へ
  ★ 未曾有の建設ラッシュが25〜30年続く、持続的経済成長
  ★ 第二の建国/地震被害を根絶する国づくり
  ★ 有史以来の「悲願」達成
  ★ 地震被害を0にできる技術
 ■最後に、足元フリー構法について
  ★ 現行の耐震基準(地震入力 300〜400gal)のままでよい方法、足元フリー構法
  ★ 足元フリー/固定での「建築構造歴史」
  ★ 「足元フリー構法」と「安全限界加速度=300〜400gal」との整合性
  ★ 中村達太郎 曽禰達蔵 片山東熊 辰野金吾著「木造日本風住家改良構造仕様」1896年
  ★ 大森房吉著「臺灣地震調査」震災豫防調査會報告1906年
  ★ 「足元フリー」と「足元固定(緊結)」の比較
  ★ 「プレ免震」と「免震」の比較


 【足元フリー/固定での、建築構造の歴史】









地震静穏期・地震活動期
繰返す















「足元フリー」へ
(礎石建て構法等の足元フリー構法へ)

「掘立柱」構法から、地震ごとに
「礎石建て」構法に徐々に移行





1923年関東大震災
地震静穏期へ




「足元固定(緊結)」へ
(足元アンカー構法へ)
1995年阪神大震災
地震活動期へ












「足元フリー」へ
「免震の時代」へ





 (1) 1923年関東大震災まで = 足元フリーの時代(「プレ免震の時代」)
  礎石に載せるだけの足元フリーの「プレ免震の時代」は6世紀末〜関東大震災まで1300年以上の歴史
  大地震動時に建築の足元フリーのおかげでスリップして、建物への地震入力加速度を低減でき、倒壊・
  崩壊を免れることができる場合も

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
   地動加速度:0gal 80〜100gal※1 300〜400gal程度※1



足元フリー住宅
(プレ免震)
摩擦係数0.3〜0.4
無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
免震スタートして倒壊・崩壊免れる可能性も




 (2) 1923年関東大震災以降 = 足元固定の時代
  建築の足元を基礎に固定(1950年の建築基準法で全国に適用)
  足元固定になってから、いくらでも地震力が入る。
  地震観測ごとに見直しをすると「最大級の地震力」が際限なく上がってしまう。 ⇒ 近年観測地震加速度
  しかも、「耐震工法」は、経済性、建物計画の自由度の観点からも耐震性アップに限度がある。


            震度4〜5弱    震度6弱 
   地動加速度:0gal 80〜100gal   300〜400gal程度 

 

耐震・制震住宅
(耐震等級1)
(足元固定) 

無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性




 (3) 1995年阪神大震災以降 = 足元フリーの時代(「免震の時代」へ)
  阪神大震災、地震活動期に入るとともに、本格的な足元フリーの時代、すなわち、「免震の時代」へ
  (1)の時代よりも、画期的に地震力低減化が可能であり、建物本体の耐震性軽減化も可能に。
  (1)(2)の時代の「建物崩壊倒壊防止」から、「無損傷領域をどれだけ拡げられるか」に移行

                                                            震度7
   地動加速度:0gal                                             約2400gal
 

免震住宅
( AU免震)
上部構造:耐震等級1

無損傷
損傷の
可能性


  ※図中の加速度表記は 建物への入力加速度値、また、震度7で 2,400galは I AU免震住宅の実物大実験に基づく値である。

 ⇒ 詳細




建築基準法通りの建物が倒壊・崩壊する可能性のある
「震度6弱以上の地震」発生確率驚異的上昇!

地震「非常事態」というべき状況の日本列島
(政府「全国地震動予測地図」改定による)


「建築技術」2010年1月号「特別記事」




日本列島は、まさに、地震に対する非常事態」宣言を出すべき状況であるといえます。


■「震度6弱以上の地震」発生確率驚異的上昇!

平成21年7月21日、政府の地震調査委員会は「全国地震動予測地図」を大改定しました。
各地の地震発生確率が驚異的に上昇しています。
特に深刻なのは、建築基準法通りの建物が倒壊・崩壊する可能性のある「震度6弱以上の地震」が、30年以内に50%以上の確率で発生する地域が、関東・東海・近畿地方という日本の中枢地域に集中 しているということです。



30年以内で 震度6弱以上の地震の発生確率が50%以上となる都道府県
(2009年基準での2008年との比較)
地方
都道府県
2009年
(県内最大値(役場))
2008年
(2009年同地点の値)
北海道
北海道
63.89%
20.21%
東北
宮城県
58.36%
 6.45%
関東
茨城県
78.13%
12.50%
埼玉県
65.39%
27.34%
千葉県
77.03%
17.85%
東京都
67.93%
29.20%
神奈川県
88.71%
73.41%
甲信
山梨県
89.88%
86.41%
長野県
60.31%
47.18%
東海
岐阜県
73.37%
29.68%
静岡県
96.44%
92.84%
愛知県
94.57%
85.46%
三重県
87.09%
73.37%
近畿
滋賀県
51.66%
 7.09%
京都府
61.40%
29.93%
大阪府
68.79%
28.55%
兵庫県
52.30%
26.28%
奈良県
73.63%
46.54%
和歌山県
86.80%
80.14%
四国
徳島県
68.93%
54.61%
香川県
54.33%
23.69%
愛媛県
65.00%
40.20%
高知県
65.09%
59.18%
九州
大分県
55.59%
 8.73%
宮崎県(参考)
49.27%
17.72%


下記のように建築基準法通りの建物が倒壊・崩壊する可能性のある「震度6弱以上の地震」の発生確率が、30年以内で 50%以上となる都道府県※は、人口合計で 9019万人、日本全人口の 70%以上にもなります。 まさに非常事態です。 ⇒ 県単位人口市区町村単位人口詳細

※県内の県庁及び各市区町村役場(周辺)での最大地震発生確率で、県内の地域でこれ以上になる場合があります。 2008年の値は、2009年に最大地震発生確率となる同役場での値です。


詳細は、(独)防災科学技術研究所の「地震ハザードステーション(J−SHIS)」をご参照下さい。
以上の詳細版 ⇒ 「30年以内震度6弱以上の地震発生確率(50%以上の地域)」(PDF版)
            「30年以内震度6弱以上の地震発生確率(50%以上の地域)」(HTML版)


■「震度6弱以上の地震」は 建築基準法通りの建物が倒壊・崩壊する可能性

1996年気象庁震度階の改定によって、建築基準法通りの建物の安全限界(これを超えると倒壊・崩壊が始まる)の加速度(約300gal〜400gal程度)の震度が、「震度6強〜7程度」から「震度6弱程度」に引き下げられたことです。 これは周知されていません。
下記グラフのように、震度5強の地震によって、旧耐震基準(1981年以前)の住宅は倒壊・崩壊の可能性があり、震度6弱の地震によって、現行建築基準法下の耐震等級1(建築基準法通り)、耐震等級2の耐震住宅・制震住宅でも、倒壊・崩壊の可能性があります。 この程度の地震では、I A U免震住宅は無損傷です


          震度4※4   震度5強※4
  地動加速度:0gal 60gal程度 200gal程度※1※5

 

既存住宅
1981年までの旧耐震
(評点0.6程度の場合)



無損傷
小〜
壊に
大破
至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal 80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 


耐震・制震住宅
(耐震等級1)
 
無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度5弱※4        震度6弱・6強※4
  地動加速度:0gal 100〜125gal※1※5  375〜500gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級2)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

            震度5弱※4          震度6強※4
  地動加速度:0gal  120〜150gal※1※5   450〜600gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級3)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal 80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 

免震住宅
(悪い免震)
上部構造:耐震等級1

無損傷
小破壊
に至る
 
中・大破壊して免震スタート■■■■

                                        震度7※4
  地動加速度:0gal                              
約2400gal※6
 


I A U免震住宅
上部構造:耐震等級1


無損傷
損傷の
可能性

 ※1※4※5※6  注参照


上記グラフの、耐震・制震免震との大きな差は、建築基準法上での扱いが全く違うからです。
すなわち、
耐震・制震稀に発生する地震動=震度5弱(80〜100gal程度)に対して無損傷
      極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300〜400gal程度)以上では倒壊・崩壊の可能性
免震   極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300〜400gal程度)に対しても無損傷

だからです


※1996年気象庁震度階改定前 震度4:25〜80gal、震度5:80〜250gal、震度6:250〜400gal、震度7:400gal以上 に比べて、
現行の震度階では、約0.6秒周期が数秒間継続した場合、震度4:25〜80gal程度、震度5弱:80〜140gal程度、震度5強:140〜250gal程度、震度6弱:250〜450gal程度、震度6強:450〜800gal程度、震度7:800gal程度以上 となっています。
その結果、建築基準法通りの建物の安全限界(これを超えると倒壊・崩壊が始まる)の加速度(約300gal〜400gal程度)の震度が、「震度6強〜7程度」から「震度6弱程度」に引き下げられたことになります。
そのため驚愕すべき結果になっています。

 ⇒ 解説 詳細解説(1月号「建築技術」の「特別記事、4月号「建築技術」の「特別記事詳細内容)


以上のことから、
現行建築基準法通りの建物では、
下記の震度分布図(政府中央防災会議発表)の
震度6弱地域地域)は、倒壊要注意
震度6強・震度7地域地域・地域)は、倒壊の可能性が極めて高い
ということです。





「夢の技術」の実現」

新潟中越地震では、M5以上の地震が26回、震度5弱以上が19回。
家が壊れて凶器に変わる、家が壊れなくても、家具が転倒、ガラスが割れ、それらが凶器に変わる。怖くて家の中にいられず、避難所生活や車中泊に。
このような地震に対して、当然、風に対しても強い、
安全なシェルターであることを、家は求められています。
このような、本来あるべき、 「安全な住まい」を実現するのが、 IAU型免震システムです。
 

   



免震とは、建物の足元を地面から切り離し、その間に免震装置を組み込んで地震の激しい揺れを受け流す構造です。そのために、建物が受ける地震力は従来の耐震構造に比べて大幅に低減され、建物の安全性が向上するとともに、建物内の人々や家具、設備機能も安全に保つことができます。





免震装置にはいろいろな種類があります。これまでに建築物に採用されている免震装置の多くは積層ゴムを用いたもので、この積層ゴム免震支承はビルなどある程度重さのある建物には有効ですが、木造・鉄骨造の戸建て住宅などの自重の軽い建物には効果が期待できませんでした。
これに対し、転がり免震支承による IAU型免震システムは木造・鉄骨造等の軽量な戸建て住宅にも対応でき、優れた免震効果が期待できるものです。
 → 免震装置詳細説明


  
  

■転がり免震支承
ボールまたはローラーの転がり摩擦で、地震力を低減
摩擦係数が最も小さく、免震性能が最も高い
 

■すべり免震支承
すべり摩擦で、地震力を低減
転がり免震支承ほど摩擦係数は小さくなく、免震性能も良くない
 

■積層ゴム免震支承
ゴムの変形により地震力を低減
木造鉄骨造等の軽量建物では固有周期が伸びないため積層ゴム単独では免震しない

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●免震と耐震の比較
耐震構造の場合免震構造の場合
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★ IAU型免震の実大実験ビデオ(免震映像1:加速度750gal 速度119ineの正弦波、 免震映像2:阪神・淡路大震災最大加速度観測波の神戸海洋気象台観測波の増幅波(NS:823gal EW:604gal UD:365gal 3成分合成:941gal (0.96G)をご覧になりたい方は
をクリックしてください※。 映像の建物の下の赤茶色の鉄骨部分を「地面」と考えてください。 その鉄骨部分(地面)が激しく左右に動いても、建物は、あまり左右に揺れていません。 理想の免震である「完全免震」に近いものです

★ IAU型免震と耐震の室内の比較ビデオ(阪神淡路大震災の最大加速度観測波─神戸海洋気象台観測波90kineによる実大実験)をご覧になりたい方は
をクリックしてください※。 このビデオ映像での地震波(阪神淡路大震災の最大加速度観測波)で、建築基準法通り(品確法の耐震等級1)で建てられた耐震住宅は倒壊しました。 → 建基法通りの耐震では倒壊

※ RealMovie形式 447KB 102KB 332KB、CPU300MHz以上、メモリ128MB以上、モデム56Kbps以上を推奨します。 詳細はこちらを参照。推奨環境以下でご覧になるとコマ飛び等を起こし、スムーズな映像がご覧になれません。
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●建築基準法同等の耐震住宅では、震度6強で倒壊
政府中央防災会議の調査では、東海地震、東南海地震、南海地震、近畿・中部圏直下型地震、首都直下地震では、広域で震度6強が予測されていますが、
建築基準法同等(品確法の耐震等級1)で建てられた木造の耐震住宅では、震度6強で倒壊の危険性があります
(財)建材試験センターが実施した実大木造住宅振動実験において、建築基準法同等(品確法の耐震等級1)で建てられた耐震住宅は、震度6強で倒壊しました。
(財)建材試験センター中央試験所内に設置している「木質構造建築物の振動試験研究会」(委員長 坂本 功慶応大学教授)が、平成16年から平成18年度にかけて実大木造住宅振動実験を実施した結果、建築基準法同等の、品確法の耐震等級1で建てられた耐震住宅は、阪神淡路大震災で神戸海洋気象台で観測されました震度6強の地震波で倒壊しました。 また耐震等級2でも躯体に相当な被害が出ました。
同実験の報告論文=2005年日本建築学会大会発表論文(講演番号22003)にも 「標準的な仕様で、壁量が建築基準法や品確法の等級1を満たした建物であっても、(中略)兵庫県南部地震のような大地震時に倒壊する危険性を有していることがわかった。」 と記載されています。
 → 木造住宅実験、耐震基準内でも倒壊? 産学研究会(朝日新聞 2006年11月24日)
 → 2005年日本建築学会大会学術講演梗概集 講演番号22001、2200222003〜22013
また、1回の加振実験で倒壊を免れた場合でも、2回目の加振実験で倒壊する場合が多々あります。
 → 2回目加振実験映像(評点1.5≒耐震等級3※) / 在来木造住宅震動台実験の概要 / (防災科学技術研究所)
東海地震クラスの1923年9月の関東大震災M7.9では、(阪神大震災クラスの)M7以上の余震が2日間で5回連続して起こりました(翌年1月まで入れると6回)。 このように余震まで考慮に入れて、数回の加振実験をして耐震性を確認しないと、本当の意味で安全とは言えません。
「耐震診断による耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)の評価指針(案)」/国土交通省



●阪神淡路大震災の最大加速度地震波による「IAU型免震」と「耐震」の比較
阪神淡路大震災では、死者6,434人の死者の8割は、木造住宅等の倒壊による圧死でした。
その木造住宅(2階建て)に、阪神淡路大震災で最大加速度が観測されました神戸海洋気象台での観測地震波を加振した実大実験によりますと、 IAU型免震システムは、地震入力加速度を約1/10 に低減します。
下記グラフはその実大実験の結果です。 灰色の波が地震入力加速度、青色が免震の2階の応答加速度です。
                                                            → 実大実験結果
なお、このページの全てのグラフのスケールは合わせています。 また、グラフの色の統一もはかり、灰色の波が地震入力加速度、朱色の波が耐震の2階の応答加速度、黄色の波が制震の2階の応答加速度、青色が免震の2階の応答加速度としています。グラフの縦軸の gal は加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。


次に耐震建物(木造2階建てとの比較をします。
耐震建物の2階床面では、地盤面より加速度は、1.5倍〜2.5倍近く増幅します。
増幅率1.6倍の耐震建物の場合、2階床面同士の比較では、 IAU型免震システムは耐震に対して約1/16 に加速度を低減します(増幅率2倍の耐震建物の場合は、1/20となります)。
下記グラフはその実大実験の結果です。 青線の波が免震住宅の2階、 朱色の波が耐震住宅の2階の加速度です。 免震住宅の2階の加速度は、耐震住宅の2階の加速度に対して1/16 になっています。
                                      → 耐震/免震比較実大実験 / Q&A 「1/10免震」

※建築基準法通り(品確法の耐震等級1)で建てられた耐震住宅は、この地震波で倒壊しました。
 → 建基法通りの耐震では倒壊



●「IAU型免震」と「耐震」との震度・加速度比較
以下、IAU型免震と耐震の、2階建て戸建て住宅での2階同士の、震度と加速度の比較を行います。 比較条件は、下記の比較条件をご参照下さい。
以下の表のように、震度6強の地震で、耐震の2階は震度7になりますが、免震では震度4になります。 耐震の2階の震度は、地震の震度より、一段階上がっています。
地震の震度
2階床面における震度
耐震住宅
IAU型免震住宅
震度4
104gal


156gal
震度5弱
208gal


313gal
震度5強
417gal

521gal

625gal
震度6弱
730gal

834gal

1042gal
震度6強
1251gal

1459gal

1668gal

1876gal
震度7
2084gal

2293gal

2376gal


震度4
150gal
震度5弱
耐震等級1 損傷恐れ※
222gal
耐震等級2 損傷恐れ※
296gal
耐震等級3 損傷恐れ※
震度5強
441gal
震度6弱
585gal

736gal

875gal

1026gal
耐震等級1 倒壊恐れ※

1170gal 震度6強
耐震等級2 倒壊恐れ※
1461gal
耐震等級3 倒壊恐れ※
1758gal 震度7

2056gal

2342gal

2638gal

2791gal

2895gal

2950gal


震度4


































184gal

震度5弱


※ 2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修、1997年度版建築物の構造規定
  /建設省住宅局建築指導課他監修、及び「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく。
  ★耐震等級1では、建物の応答加速度が、
    200gal≒0.2G(標準せん断力係数C0=0.2以内)を超えると、損傷の可能性。
   1000gal≒1.0G(標準せん断力係数C0=1.0以内)を超えると、倒壊の可能性。
  ★耐震等級2では、建物の応答加速度が、
    250gal≒0.25G(標準せん断力係数C0=0.25以内)を超えると、損傷の可能性。
   1250gal≒1.25G(標準せん断力係数C0=1.25以内)を超えると、倒壊の可能性。
  ★耐震等級3では、建物の応答加速度が、
    300gal≒0.3G(標準せん断力係数C0=0.3以内)を超えると、損傷の可能性。
   1500gal≒1.5G(標準せん断力係数C0=1.5以内)を超えると、倒壊の可能性。

強震動時の2階での応答値比較は以下のようになります。
 
「耐震」 > 地震入力 >> 「IAU型免震」


【比較条件】
免震の加速度は、実大実験での値で、震度はその加速度値(水平2方向)から気象庁計測震度計算を行い、気象庁の震度(水平2方向)を算出しました。
耐震は、数値解析結果で、解析モデルとして、建物の固有周期を 0.15秒とし、減衰定数を耐震の場合は 5%とし、1質点モデルで時刻歴応答解析での加速度(2階建て建物での2階相当)を水平2方向でまず算出し、気象庁計測震度計算を行い、気象庁の震度(水平2方向)を算出しました。
地震波は、以下の通りです(地震波は、IAU型免震との比較条件を同一にするためにIAU型免震の実大実験で使用したものです)。
・1994年ノースリッジ地震M6.7での、タルザナ観測波の増幅波(EW:114kine NS:1324gal EW:2376gal UD:1435gal NSEW合成:2377gal 3成分合成:2450gal(2.5G)、水平2方向で震度7)から、EW方向を基準にし、EW:5kine・7.5kine・10kine・15kine・20kine・25kine・30kine・35kine・40kine・(以降10kineごとに作成、75kineのみ追加)・・100kine・110kine・114kineまでの波を、EW方向・NS方向共に作成し、応答加速度および震度を求めて比較を行いました( IAU型免震のみ、EW:114kineの実大実験値を使用)。
※ gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。 kine :速度単位で、cm/秒で、100kineは、秒速1mです。


  → 免震・制震・耐震の比較
  → 免震・制震・耐震の比較 T
  → 免震・制震・耐震の比較 U





●阪神淡路大震災の最大加速度地震波(0.94G)を震度4に
阪神淡路大震災で最大加速度観測しました神戸海洋気象台観測波(原波 NS;90kine NS;818gal※1 EW:617gal UD:332gal / 実験波 NS;100kine NS;823gal(0.84G) EW:604gal(0.62G) UD:333gal(0.34G) 3成分合成:922gal(0.94G)=水平2方向で震度6強(水平2方向計測震度:6.3※2))での実大実験結果によりますと、
IAU型免震システムは、この震度6強の揺れを震度4(水平2方向の計測震度:4.0※2)にします。
またNS方向地震入力加速度 823gal(0.84G)を、免震住宅の2階で 83gal(0.0846G)に、1/10に低減します。
このような地震でも、IAU型免震システムで建てられた建物は、倒壊の心配がないだけで無く、建物内部の家具転倒等による被害もまずありません。 → 制震・耐震との比較
建築基準法通り(品確法の耐震等級1)で建てられた耐震住宅は、この地震波では倒壊しました。
 → 建基法通りの耐震では倒壊
よって、以下のような、これ以上の地震波である、「東海地震想定波」、「震度7の地震波(約2.5G)」、「史上最大加速度地震波」では、建築基準法通りで建てられた耐震住宅は倒壊の可能性があります。

※1:gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。 kine :速度単位で、cm/秒で、100kineは、秒速1mです。
※2:気象庁の計測震度計算による。 →震度の算出方法




●東海地震想定波(約1.1G)を震度4に
東海地震想定波※1(NS;71kine NS;824gal(0.84G)※2 EW:925gal(0.94G) UD:465gal(0.47G) 3成分合成:1052gal(1.07G)=水平2方向で震度6強(水平2方向計測震度:6.2※3))での免震実大実験結果によりますと、
IAU型免震システムは、この震度6強の揺れを震度4(水平2方向の計測震度:4.4※3)にします。
またEW方向地震入力加速度 925gal(0.94G)を、免震住宅の2階で 93.6gal(0.094G)に、1/10 に低減します。
このような地震でも、IAU型免震システムで建てられた建物は、倒壊の心配がないだけで無く、建物内部の家具転倒等による被害もまずありません。 → 制震・耐震との比較

※1:政府中央防災会議の東海地震被害想定の想定地震に準拠。
※2:gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。 kine :速度単位で、cm/秒で、100kineは、秒速1mです。
※3:気象庁の計測震度計算による。 →震度の算出方法




●震度7の地震波(約2.5G)の揺れを震度4に※1
阪神淡路大震災で記録した最大加速度(神戸海洋気象台観測波)818gal※2の約3倍※3の、 1994年ノースリッジ地震最大加速度観測波の増幅波(Tarzana観測増幅波 114kine NS;1324gal EW:2376gal(2.42G) UD:1435gal 3成分合成:2450gal(2.5G)震度7(水平2方向でも震度7)※4)での免震実大実験結果によりますと、
IAU型免震システムは、 この加速度約2.5Gで震度7の揺れを震度4(水平2方向の計測震度:4.4※4)にします。
またEW方向地震入力加速度 2376gal(2.42G)を、免震住宅の2階で 184gal(0.19G)に、1/13 に低減します。
このような地震でも、IAU型免震システムで建てられた建物は、倒壊の心配がないだけで無く、建物内部の家具転倒等による被害もまずありません。 → 制震・耐震との比較 / Q&A 説明


※1:気象庁の震度7には上限がなく、計測震度8以上でも震度7のため、全ての震度7に対して震度4に低減できるわけではありません。
※2:gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。 kine :速度単位で、cm/秒で、100kineは、秒速1mです。
※3:阪神淡路大震災で最大加速度を記録した神戸海洋気象台観測波は、震度6強です。 一般的(地震波の周期にもよりますが)には 1500gal 以上でないと、気象庁震度階では震度7 にはならないようです。 → Q&A 説明
※4:気象庁の計測震度計算による。 → 震度の算出方法



●世界で観測史上最大水平加速度地震波※3の増幅波(約3G)を震度4に
世界で観測史上最大水平加速度を記録しました2004年新潟県中越地震川口町観測波(NS;1640gal※1 EW:2036gal UD:549gal 3成分合成:2515gal)のさらに増幅波(NS;1755gal(1.79G) EW:2205gal(2.25G) UD:773gal(0.79G) 3成分合成:2807gal(2.9G))での免震実大実験結果によりますと、
IAU型免震システムは、この加速度約3Gの揺れを震度4(水平2方向計測の計測震度:4.3※2)にします。
またEW方向地震入力加速度 2205gal(2.25G)を、免震住宅の2階で 167gal(0.17G)に、1/13 に低減します。
このような地震でも、IAU型免震システムで建てられた建物は、倒壊の心配がないだけで無く、建物内部の家具転倒等による被害もまずありません。 → 制震・耐震との比較

※1:gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。 kine :速度単位で、cm/秒で、100kineは、秒速1mです。
※2:気象庁の計測震度計算による。 →震度の算出方法
※3:平成20年岩手・宮城内陸地震において、三成分合成で 4022gal(NS:1143gal、EW:1433gal、UD:3866gal、三成分合成:4022gal)が観測されましたが、水平動においては、この地震波が現在でも最大です。 → 岩手・宮城内陸地震での強震動






2階建て戸建て住宅クラスでの、免震制震耐震の比較を行います。

以下のグラフのように耐震・制震と、免震とは、全く水準が違うものです。
これは、建築基準法上での扱いが全く違うからです。
すなわち、

耐震・制震稀に発生する地震動=震度5弱(80〜100gal程度)に対して無損傷
      極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300〜400gal程度)以上では倒壊・崩壊の可能性
免震   極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300〜400gal程度)に対しても無損傷


だからです。 ⇒ 日本各地の震度6弱以上地震発生確率


           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal  80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 


耐震・制震住宅
(耐震等級1)
 
無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度5弱※4         震度6弱・6強※4
  地動加速度:0gal  100〜125gal※1※5  375〜500gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級2)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

            震度5弱※4            震度6強※4
  地動加速度:0gal  120〜150gal※1※5    450〜600gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級3)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

                                          震度7※4
  地動加速度:0gal                                
約2400gal※6
 



I A U免震住宅
 

無損傷
損傷の
可能性

   上記加速度(地表面から建物入力加速度)に関して、被害地震の加速度(地表面加速度)は下記の通り。
    1995年阪神淡路大震災(全壊約10万棟)の最大加速度: 818gal (神戸海洋気象台観測の南北方向)
    2004年新潟県中越地震(全壊3175棟)の最大加速度: 2036gal (川口町観測の東西方向)




● 地震力の伝達
以下の比較での「制震」は、戸建て住宅クラスによく使われる「ダンパー型パッシブ制震」です。

耐震: 地震力が1階にそのまま入り、2階は1階の柱・壁で地震力が増幅します。
制震: 地震力が1階にそのまま入り、2階は1階の柱・壁で地震力が増幅しますが、1階の柱・壁に組み込まれた
    ダンパーでその増幅を抑制することを想定していますが、大手ハウスメーカーの行なった下記実大実験結果
    から、戸建てクラスの「制震」では、ほとんど地震力の低減効果は期待できないということがわかりました。
    つまり、地震力の低減効果では、耐震≒制震ということです。
免震: 地震力を1階下などに設けられた免震装置でカットします。 耐震≒制震に比べて圧倒的な地震力低減効果
    が得られます。
  
 耐震
制震 
免震  
筋かい等により地震に耐える 

  ダンパーにより地震力増幅を低減
  但し、戸建住宅ではほとんど効果無し
  大手ハウスメーカーの実大実験では
  効果見られず


    建物と地面を絶縁
   耐震≒制震に比べて
 圧倒的な地震力低減効果



● 地震・暴風対応比較
免震・制震・耐震の、通常の建物の場合、下表のように、建築基準法の構造設計荷重(許容応力度等計算※1)としての地震力・風圧力も違います(在来木造などの仕様規定もそれに準じています)。 「免震」だけが別格の位置づけになっています

 
耐震住宅
制震住宅
I A U型免震住宅




上部構造
(建物本体)



   中程度の地震動※1
   中程度の暴風※1
   対応
   中程度の地震動※1
   中程度の暴風※1
   対応
   最大級の地震動※1
   最大級の暴風※1
   対応※2



基 礎



   中程度の地震動※1
   中程度の暴風※1
   対応
   中程度の地震動※1
   中程度の暴風※1
   対応
   最大級の地震動※1
   最大級の暴風
※1
   対応



地 盤



   液状化対応無し   液状化対応無し   最大級の地震動※1
   に対する液状化

   対応※3

 ここで
  ・ 「中程度の地震動」とは、 80〜100gal程度※1で、震度4〜5弱※4
  ・ 「最大級の地震動とは、300〜400gal程度※1で、震度6強〜7(国交省 気象庁旧震度/震度6弱気象庁新震度※4)
  ・ 「中程度の暴風」とは、 50年に一度の暴風※1
  ・ 「最大級の暴風とは、500年に一度の暴風※1
 であり、下表のようになります。

 また、「耐震住宅・制震住宅」で、品確法の耐震等級1・2・3の場合でも、上記加速度に対して
  ・ 耐震等級1は、1.00倍※5 ( 80〜100gal=震度4〜5弱※4)
  ・ 耐震等級2は、1.25倍※5 (100〜125gal=震度5弱※4)
  ・ 耐震等級3は、1.50倍※5 (120〜150gal=震度5弱※4)
 であり、下表との差は生じません。

 
耐震住宅
制震住宅
I A U型免震住宅




上部構造
(建物本体)



   震度4〜5弱※1
   50年に一度の暴風※1
   対応
   震度4〜5弱※1
   50年に一度の暴風※1
   対応
   震度6強〜7※1
   500年に一度の暴風
※1
   対応
※2



基 礎



   震度4〜5弱※1
   50年に一度の暴風※1
   対応
   震度4〜5弱※1
   50年に一度の暴風※1
   対応
   震度6強〜7※1
   500年に一度の暴風※1
   対応



地 盤



   液状化対応無し   液状化対応無し   震度6強〜7※1
   に対する液状化

   対応※3


「免震」だけが別格の水準となっています。

すなわち
  耐震・制震住宅は、震度4〜5弱(耐震等級3でも震度5弱)で 「損傷限界」=損傷が始まる段階に至るのに対し、
  免震(IAU免震)住宅は、「最大級の地震動震度6強〜7※4でも 「損傷限界」に至りません
また、最大級の地震動」(加速度300〜400gal程度)では
  免震(AU免震)住宅は、「損傷限界」=損傷が始まる段階にまだ至らない
のに対し、
  耐震・制震住宅は、これを超えた場合、倒壊・崩壊の可能性が出てきます※1。 ⇒ Q&A1   



 ※1  2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修、及び1997年度版建築物の構造規定/建
     設省住宅局建築指導課他監修に基づく。
     最大級の地震動/大地震動=300〜400gal、中程度の地震動/中地震動=80〜100gal となっています。
     「最大級/中程度の暴風」とは、再現期間にして概ね500年/50年に相当する暴風。
     地震対応に対しては、「IAU型免震住宅」「制震住宅」「耐震住宅」共に短期許容応力度内。
     暴風対応に対しては、「IAU型免震建物」は材料強度内、「制震住宅」「耐震住宅」は短期許容応力度内。
     「500年に一度の暴風(=最大級の暴風)」に対しても、IAU型免震建物は風で移動しないことを前提としています。
 ※2 上部構造に関しては、4号建築で構造計算省略の場合を除く。
 ※3 200gal で液状化しない地盤であること。400gal 程度で液状化の可能性がある場合は、必ず地盤改良等を行います。
 ※4  「300〜400gal 程度で、震度6強〜7」は、上記※1の「1997年度版建築物の構造規定」参照。 気象庁震度階に加速度表示がされ
     ていた時期があり、「建築物の構造規定」の1997年度版まではそれによるものと考えられる。 現震度階でも、水平加速度で 約0.6
     秒周期 数秒間継続の場合は、震度7を除けば合致し、震度4:25〜80gal程度、震度5弱:80〜140gal程度、震度5強:140〜
     250gal程度、震度6弱:250〜450gal程度、震度6強:450〜800gal程度、震度7:800gal程度以上。

 ※5  必携 住宅の品質確保の促進等に関する法律/国土交通省住宅局住宅生産課監修 参照。
 ※6  IAU型免震住宅の場合は1994年ノースリッジ地震増幅波では2400gal まで損傷限界以内、すなわち、C0=0.2以内である
     ことを実大実験で確認。 上部構造が C0=0.2以内(無損傷)に納まらない「免震」も世の中にありますのでご注意ください
     ⇒ Q&A5




● 耐震等級1・2・3の耐震・制震住宅が「損傷限界」に達する地震の遭遇回数
例えば、1999年1月1日〜 2008年12月31日の10年間で、東日本地方では各県別に下記回数の、耐震等級1・2・3の耐震・制震住宅が「損傷限界」(損傷が始まる段階)に達する地震(震度4〜5弱以上)がありました。
この結果から推計しますと、震度4〜5弱以上の地震に、
  今後 50年間で、1県あたり平均 278回も遭遇することにもなります。
  今後200年間で、1県あたり平均1112回も遭遇することにもなります。 ⇒ Q&A6
さらに今後、より地震活動が活発化するであろう「地震活動期の日本列島」を考えますと、
200年住宅は勿論、通常の住宅でも「免震」は不可欠なものになっていくものと考えられます。 ⇒ Q&A7

【東日本地方 震度別地震回数表/1999年1月1日〜2008年12月31日/気象庁調べ
 
震度ごとの10年間の回数
震度4以上
10年間
合計
震度4以上
50年間
遭遇回数
震度4以上
200年間
遭遇回数
5弱
5強
6弱
6強
北海道
 88
 4
 
 
 98
 490
1960
青森県
 12
 2
 
 
 16
  80
 320
秋田県
  5
 1
 
 
 
  8
  40
 160
岩手県
 29
 1
 
 34
 170
 680
宮城県
 41
 5
 
 53
 265
1060
山形県
 12
 2
 
 
 
 15
  75
 300
福島県
 30
 4
 
 
 
 35
 175
 700
新潟県
 73
11
100
 500
2000
茨城県
 37
 8
 
 
 
 46
 230
 920
栃木県
 42
 2
 
 
 
 
 44
 220
 880
群馬県
 11
 3
 
 
 
 
 14
  70
 280
埼玉県
 25
 3
 
 
 
 
 28
 140
 560
千葉県
 27
 3
 
 
 
 31
 155
 620
東京都
260
19
 
 
293
1465
5860
神奈川県
 17
 1
 
 
 
 19
  95
 380
10年間平均/県
 47
4.6
2.1
1.2
0.4
0.1
 55
50年間平均/県
236
23
10
0.3
 278
200年間平均
遭遇回数/県
945
92
41
24
1.3
1112




● 建築基準法同等の耐震住宅では、震度6強で倒壊
上記のように政府中央防災会議の調査では、東海地震、東南海地震、南海地震、近畿・中部圏直下型地震、首都直下地震では、広域で震度6強が予測されていますが、
建築基準法同等(品確法の耐震等級1)で建てられた木造の耐震住宅では、震度6強で倒壊の危険性があります
(財)建材試験センターが実施した実大木造住宅振動実験において、建築基準法同等(品確法の耐震等級1)で建てられた耐震住宅は、震度6強で倒壊しました。
(財)建材試験センター中央試験所内に設置している「木質構造建築物の振動試験研究会」(委員長 坂本 功慶応大学教授)が、平成16年から平成18年度にかけて実大木造住宅振動実験を実施した結果、建築基準法同等の、品確法の耐震等級1で建てられた耐震住宅は、阪神淡路大震災で神戸海洋気象台で観測されました震度6強の地震波で倒壊しました。 また耐震等級2でも躯体に相当な被害が出ました。
同実験の報告論文=2005年日本建築学会大会発表論文(講演番号22003)にも 「標準的な仕様で、壁量が建築基準法や品確法の等級1を満たした建物であっても、(中略)兵庫県南部地震のような大地震時に倒壊する危険性を有していることがわかった。」 と記載されています。
 → 木造住宅実験、耐震基準内でも倒壊? 産学研究会(朝日新聞 2006年11月24日)
 → 2005年日本建築学会大会学術講演梗概集 講演番号22001、2200222003〜22013
また、1回の加振実験で倒壊を免れた場合でも、2回目の加振実験で倒壊する場合が多々あります。
 → 2回目加振実験映像(評点1.5≒耐震等級3※) / 在来木造住宅震動台実験の概要 / (防災科学技術研究所)
東海地震クラスの1923年9月の関東大震災M7.9では、(阪神大震災クラスの)M7以上の余震が2日間で5回連続して起こりました(翌年1月まで入れると6回)。 このように余震まで考慮に入れて、数回の加振実験をして耐震性を確認しないと、本当の意味で安全とは言えません。
「耐震診断による耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)の評価指針(案)」/国土交通省




● 制震と耐震の比較/実大実験
制震構造発売の大手ハウスメーカー2社(M社、D社)が実際の建物を使用した振動実験(実大実験)を行っています。 その実大実験結果から、制震構造は、耐震構造に比べてほとんど加速度(地震力)の低減効果がみられないという結果が得られました。 そのことは下記の日本建築学会論文に発表されています。

・M社の実大実験
M社は、2棟の木質パネル構法建物(A棟:2階建て延床99.4u/B棟:2階建て延床106u)に阪神淡路大震災で最大加速度観測波の神戸海洋気象台観測地震波等を加震して、実大実験を行なっています。
この実験結果から、「加速度については、ほとんど変化が見られなかった」(A棟:下記学会論文講演番号22035)、「全体としては、加速度に与える影響は少ない」(B棟:下記学会論文講演番号22037)ということがわかり、耐震に対して制震はほとんど加速度(地震力)の低減効果が無いということが示されました。

・D社の実大実験
D社は、軽量鉄骨住宅の完全同仕様の耐震棟と制震棟(両棟共に2階建て延床92.7u)とを、世界最大の震動台をもつE-ディフェンス(防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター)の震動台上に建てて、阪神淡路大震災で最大加速度観測波の神戸海洋気象台観測地震波等を加震して、「耐震」と「制震」の厳密な比較実験を行っています。
その結果、「X方向の応答加速度は76回目(の加振)※までは耐震棟と制震棟で目立った差はない」、「Y方向についてはそれほど目立った特徴は無い」(下記学会論文講演番号21285)となっています。 相当な回数の加振(76回以上※の地震波による振動実験)をしない限り、耐震と制震とでは応答加速度に目立った差が出ないという結果になっています。

※この76回という回数は、1回の地震間隔を100年と考えると7600年間、10年と考えたとしても760年となり、一般的な(30〜50年の寿命の)住宅は勿論のこと、200年住宅でも、地震力低減において制震は全く効果が無いということになります。

詳細は、
M社の論文は日本建築学会大会学術講演梗概集2005年9月講演番号22035,22036〜22037
D社の論文は日本建築学会大会学術講演梗概集2007年8月講演番号21284〜21285
に掲載されています。



● 免震と制震と耐震の比較/理論解 (免震は実大実験)
IAU型免震制震耐震の比較を、地震の震度ごとに数値解析結果(免震は実大実験結果)で行います。
比較条件は、比較条件をご参照下さい。 ここでの「制震」は、戸建て住宅クラスによく使われる「ダンパー型パッシブ制震」です。
なお、上記の通り、大手ハウスメーカーの行なった実大実験によれば、制震」は、「耐震」に比べてほとんど加速度の低減効果がみられないという結果となっています。 実際には、制震」と「耐震」との差は下記ほども無いと思われます。

★ 1階同士の比較  ⇒ 建物全体としての損傷・倒壊の可能性については下記「2階同士の比較」参照
IAU型免震と制震と耐震の、1階同士の震度と加速度の比較を行います。
下記グラフのように、制震は、耐震と全く同じです。 IAU型免震は制震に比べても格段の効果を持ちます。
gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。
地震の震度
1階床面における震度
耐震住宅
制震住宅
IAU型免震住宅
震度4
104gal


156gal
震度5弱
208gal


313gal
震度5強
417gal

521gal

625gal
震度6弱
730gal
 
834gal
 
1042gal
震度6強
1251gal
 
1459gal

1668gal

1876gal
震度7
2084gal

2293gal

2376gal


震度4
104gal


156gal
震度5弱
208gal


313gal
震度5強
417gal

521gal

625gal
震度6弱
730gal

834gal

1042gal
震度6強
1251gal

1459gal

1668gal

1876gal
震度7
2084gal

2293gal

2376gal


震度4
104gal


156gal
震度5弱
208gal


313gal
震度5強
417gal

521gal

625gal
震度6弱
730gal

834gal

1042gal
震度6強
1251gal

1459gal

1668gal

1876gal
震度7
2084gal

2293gal

2376gal


震度4



































184gal

震度5弱

強震動時の応答値比較は以下のようになります。
 
「耐震」 = 「制震」 = 地震入力 >> 「IAU型免震」


★ 2階同士の比較 (建物全体としての損傷・倒壊の可能性も示しています)
IAU型免震と制震と耐震の、2階同士の震度と加速度の比較を行います。
下記グラフのように、パネル構法、2×4、在来木造新築(固有周期 0.15秒)の場合ですと、制震は耐震に比べ顕著な効果があるとは言えません。 免震は制震に比べても格段の効果を持ちます。
gal :加速度単位で、重力加速度1Gは、981galです。
地震の震度
2階床面における震度
耐震住宅
制震住宅
IAU型免震住宅
震度4
104gal


156gal
震度5弱
208gal


313gal
震度5強
417gal

521gal

625gal
震度6弱
730gal

834gal

1042gal
震度6強
1251gal

1459gal

1668gal

1876gal
震度7
2084gal

2293gal

2376gal


震度4
150gal
震度5弱
耐震等級1 損傷恐れ※
222gal
耐震等級2 損傷恐れ※
296gal
耐震等級3 損傷恐れ※
震度5強
441gal
震度6弱
585gal

736gal

875gal

1026gal
耐震等級1 倒壊恐れ※

1170gal 震度6強
耐震等級2 倒壊恐れ※
1461gal
耐震等級3 倒壊恐れ※
1758gal 震度7

2056gal

2342gal

2638gal

2791gal

2895gal

2950gal


震度4
121gal


182gal  震度5弱
耐震等級1 損傷恐れ※
242gal
耐震等級2 損傷恐れ※
耐震等級3 損傷恐れ※
362gal 震度5強

486gal
震度6弱
608gal

728gal

850gal

971gal  震度6強
耐震等級1 倒壊恐れ※
1211gal
耐震等級2 倒壊恐れ※
1457gal
耐震等級3 倒壊恐れ※
1700gall  震度7

1943gal

2187gal

2309gal

2504gal

2591gal


震度4


































184gal

震度5弱


※ 2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修、1997年度版建築物の構造規定
  /建設省住宅局建築指導課他監修、及び「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく。
  ★耐震等級1では、建物の応答加速度が、
    200gal≒0.2G(標準せん断力係数C0=0.2以内)を超えると、損傷の可能性。
   1000gal≒1.0G(標準せん断力係数C0=1.0以内)を超えると、倒壊の可能性。
  ★耐震等級2では、建物の応答加速度が、
    250gal≒0.25G(標準せん断力係数C0=0.25以内)を超えると、損傷の可能性。
   1250gal≒1.25G(標準せん断力係数C0=1.25以内)を超えると、倒壊の可能性。
  ★耐震等級3では、建物の応答加速度が、
    300gal≒0.3G(標準せん断力係数C0=0.3以内)を超えると、損傷の可能性。
   1500gal≒1.5G(標準せん断力係数C0=1.5以内)を超えると、倒壊の可能性。

強震動時の応答値比較は以下のようになります。
 
「耐震」 ≒ 「制震」 > 地震入力 >> 「IAU型免震」


【比較条件】
制震は、戸建て住宅クラスで一般的に使われるダンパー型パッシブ制震を想定しています。
免震の加速度は、実大実験での値で、震度はその加速度値(水平2方向)から気象庁計測震度計算を行い、気象庁の震度(水平2方向)を算出しました。
耐震・制震は、数値解析結果で、解析モデルとして、建物の固有周期を耐震・制震ともに 0.15秒とし、減衰定数を耐震の場合は 5% 制震の場合は 15%とし、1質点モデルで時刻歴応答解析での加速度(2階建て建物での2階相当)を水平2方向でまず算出し、気象庁計測震度計算を行い、気象庁の震度(水平2方向)を算出しました。
地震波は、以下の通りです(地震波は、IAU型免震との比較条件を同一にするためにIAU型免震の実大実験で使用したものです)。
・1994年ノースリッジ地震M6.7での、タルザナ観測波の増幅波(EW:114kine NS:1324gal EW:2376gal UD:1435gal NSEW合成:2377gal 3成分合成:2450gal(2.5G)、水平2方向で震度7)から、EW方向を基準にし、EW:5kine・7.5kine・10kine・15kine・20kine・25kine・30kine・35kine・40kine・(以降10kineごとに作成、75kineのみ追加)・・100kine・110kine・114kineまでの波を、EW方向・NS方向共に作成し、応答加速度および震度を求めて比較を行いました( IAU型免震のみ、EW:114kineの実大実験値を使用)。


 → 免震・制震・耐震の比較
 → 免震・制震・耐震の比較 T
 → 免震・制震・耐震の比較 U
 → 免震・制震・耐震の比較 Q&A
 → 免震・制震・耐震の比較【要約版】[PDF形式]





 トピックス



「夢の技術」の実現  「免震の時代」の到来
(200年住宅に対しても)




 ■ I A U免震・制震・耐震比較

  免震・制震・耐震の、通常の建物の場合、下表のように、建築基準法の設計荷重(許容応力度等計算※1)とし
  ての地震力・風圧力も違います(在来木造などの仕様規定もそれに準じています)。
  「免震」だけが別格の位置づけになっています

 
耐震住宅
制震住宅
I A U型免震住宅

上部構造
(建物本体)

   中程度の地震動※1
   中程度の暴風
※1
   対応

   中程度の地震動※1
   中程度の暴風
※1
   対応

   最大級の地震動※1
   最大級の暴風
※1
   対応
※2

基 礎

   中程度の地震動※1
   中程度の暴風
※1
   対応

   中程度の地震動※1
   中程度の暴風
※1
   対応

   最大級の地震動※1
   最大級の暴風
※1
   対応

地 盤
   液状化対応無し   液状化対応無し
   最大級の地震動※1
   に対する液状化

   対応※3


  中程度の地震動とは、 80〜100gal程度で、震度4〜5弱※4
  最大級の地震動とは、300〜400gal程度で、震度6強〜7(国交省 気象庁旧震度/震度6弱気象庁新震度※4)
  中程度の暴風とは、 50年に一度の暴風
  最大級の暴風とは、500年に一度の暴風

  中程度の地震動」(加速度 80〜100gal程度※1、震度4〜5弱※4) で、
    通常の住宅(耐震・制震住宅)は損傷限界に至り、これを超えると損傷の可能性が出てきます※1
  最大級の地震動」(加速度300〜400gal程度※1、震度6強〜7※4) で、
    通常の住宅(耐震・制震住宅)は安全限界に至り、これを超えると倒壊・崩壊の可能性が出てきます※1
    I A U型免震住宅は、損傷が始まる段階にまだ至りません※6。 ⇒ 説明 Q&A1   


          震度4※4   震度5強※4
  地動加速度:0gal 60gal程度 200gal程度※1※5

 

既存住宅
1981年までの旧耐震
(評点0.6程度の場合)


無損傷
小〜
壊に
大破
至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal  80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 

耐震・制震住宅
(耐震等級1)
 

無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度5弱※4         震度6弱・6強※4
  地動加速度:0gal  100〜125gal※1※5  375〜500gal
程度※1※5
 

耐震・制震住宅
(耐震等級2)
 

無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

            震度5弱※4            震度6強※4
  地動加速度:0gal  120〜150gal※1※5    450〜600gal
程度※1※5
 

耐震・制震住宅
(耐震等級3)
 

無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal 80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 

免震住宅
(悪い免震)
上部構造:耐震等級1

無損傷
小破壊
に至る
 
中・大破壊して免震スタート■■■■

                                         震度7※4
  地動加速度:0gal                               
約2400gal※6
 


I A U免震住宅
上部構造:耐震等級1


無損傷
損傷の
可能性


            上記加速度(地表面から建物入力加速度)に関して、被害地震の加速度(地表面加速度)は下記の通り。
             1995年阪神淡路大震災(全壊約10万棟)の最大加速度:   818gal (神戸海洋気象台南北方向)
             2004年新潟県中越地震(全壊3175棟)の最大加速度:  2036gal (川口町東西方向)
             IAU型免震住宅の場合は1994年ノースリッジ地震増幅波では約2400gal まで損傷限界以内、すなわち
            C0=0.2以内であることを実大実験で確認。 上部構造(建物本体)が C0=0.2以内(無損傷)に納まら
            ない「免震」も世の中にありますのでご注意ください
※6)。 ⇒ Q&A 5



  また、耐震・制震住宅の損傷が始まる震度4〜5弱以上の地震には、東日本の直近10年間からの推計では
  今後 50年間で、1県あたり平均 278回も遭遇することにもなります。
  今後200年間で、1県あたり平均1112回も遭遇することにもなります。 ⇒ Q&A6
  このような耐震・制震住宅の被害状況を考え、さらに今後、より地震活動が活発化するであろう「地震活動期
  の日本列島
」を考えますと、200年住宅は勿論、通常の住宅でも「免震」は不可欠なものになっていくもの
  と考えられます。 ⇒ Q&A7


  ※1〜6 Q&A1の※1〜6を参照

 1.耐震住宅=建築基準法通りでは震度6強で倒壊も
 2.制震住宅=実大実験結果から地震力低減効果がほぼ無いことが判明
 3.I A U免震の抜群効果=I A U免震・制震・耐震の比較から


 ■ I A U免震は現状の「免震」の問題も解決
 1.長周期地震に共振
 2.縦揺れ時に免震建物が浮き上がる
 3.地震後も免震建物が揺れ続ける
 4.地震後、免震建物が元の位置に戻らない
 5.地震後、元の位置に戻らないために
   余震・連続地震に対応できない
 6.風で免震建物が揺れる
 7.風揺れ固定装置が電気式または手動式
 8.強風時、免震建物が浮き上がる
 9.強風後も免震建物が揺れ続ける
 10.強風後、免震建物が元の位置からずれる
 11.敷地が不同沈下した場合、
   免震建物が動き出してずれる
 12.電気式、半自動または手動式
 13.定期的な潤滑油の注油を必要とする
 14.確認申請だけでは建てられない
 15.間取りに制約がある
 16.敷地一杯に建てられない
 17.設計に時間がかかる
 18.工事期間が長い



地震活動期に入った日本列島


 2000年以降、以下のように震度6弱以上の地震が頻発しています。

 2009年 8月11日 駿河湾の地震    M6.5 震度6弱 全壊    棟 住家被害  8,681棟
 2008年 7月24日 岩手県沿岸北部地震 M6.8 震度6弱 全壊   1棟 住家被害    382棟
 2008年 6月14日 岩手・宮城内陸地震 M7.2 震度6強 全壊  30棟 住家被害  2,701棟
 2007年 7月16日 新潟県中越沖地震  M6.8 震度6強 全壊1331棟 住家被害 44,344棟
 2007年 3月25日 能登半島地震    M6.9 震度6強 全壊 686棟 住家被害 29,384棟
 2005年 8月16日 宮城県沖の地震   M7.2 震度6弱 全壊   1棟 住家被害    985棟
 2005年 3月20日 福岡県西方沖地震  M7.0 震度6弱 全壊 133棟 住家被害  8,997棟
 2004年10月23日 新潟県中越地震   M6.8 震度7  全壊3175棟 住家被害122,676棟
 2003年 9月26日 十勝沖地震     M8.0 震度6弱 全壊 116棟 住家被害  2,073棟
 2003年 7月26日 宮城県北部地震   M6.4 震度6強 全壊1276棟 住家被害 16,061棟
 2003年 5月26日 宮城県沖の地震   M7.1 震度6弱 全壊   2棟 住家被害  2,428棟
 2001年 3月26日 芸予地震      M6.7 震度6弱 全壊  70棟 住家被害 50,067棟
 2000年10月 6日 鳥取西部地震    M7.3 震度6強 全壊 435棟 住家被害 22,080棟
 2000年7月〜8月 三宅島新島神津島近海地震  M6.5 震度6弱 全壊  15棟 住家被害    209棟


 これらの地震は、政府中央防災会議決定の「建築物の耐震化緊急対策方針」が示す、日本列島が活動期に入
 り、「我が国において、地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にある」ことを裏付けるものとなりました。
 地震活動期に関して、西日本に関して、第140回地震予知連絡会(平成12年11月)で1995年兵庫県南部地震以
 後地震活動期に入ったという報告がなされていますが、東日本に関しても、1999年1月1日〜 2008年12月31日
 の10年間で、各県別に下記回数の、震度4以上の地震がありました。 下記のように、それ以前の50年間に比
 べて、5倍以上の異常な地震回数になっていることがわかります。 地震活動期に入っていることがわかりま
 す
。 ⇒ 詳細Q&A 関連Q&A



 ★1999年1月1日〜2008年12月31日の10年間

  【東日本地方 震度別地震回数表/1999年1月1日〜2008年12月31日/気象庁調べ
 
震度ごとの10年間の回数
震度4以上
10年間
合計
震度4以上
50年間
遭遇回数※
震度4以上
200年間
遭遇回数※
5弱
5強
6弱
6強
北海道
 88
 4
 
 
 98
 490
1960
青森県
 12
 2
 
 
 16
  80
 320
秋田県
  5
 1
 
 
 
  8
  40
 160
岩手県
 29
 1
 
 34
 170
 680
宮城県
 41
 5
 
 53
 265
1060
山形県
 12
 2
 
 
 
 15
  75
 300
福島県
 30
 4
 
 
 
 35
 175
 700
新潟県
 73
11
100
 500
2000
茨城県
 37
 8
 
 
 
 46
 230
 920
栃木県
 42
 2
 
 
 
 
 44
 220
 880
群馬県
 11
 3
 
 
 
 
 14
  70
 280
埼玉県
 25
 3
 
 
 
 
 28
 140
 560
千葉県
 27
 3
 
 
 
 31
 155
 620
東京都
260
19
 
 
293
1465
5860
神奈川県
 17
 1
 
 
 
 19
  95
 380
10年間平均/県
 47
4.6
2.1
1.2
0.4
0.1
 55
50年間平均/県※
236
23
10
0.3
 278
200年間平均
遭遇回数/県※
945
92
41
24
1.3
1112
  ※当該10年間からの推計。


 ★1949年1月1日〜 1998年12月31日の50年間

  【東日本地方 震度別地震回数表/1949年1月1日〜 1998年12月31日/気象庁調べ
 
震度ごとの50年間の地震回数※2
 
震度4以上
50年間
合計
 
震度4以上
200年間
遭遇回数※
5弱
5強
6弱
6強
北海道
100
19
 
 
 
 
 122
 488
青森県
 44
 5
 
 
 
 
  50
 200
秋田県
 15
 1
 
  
 
 
 
  16
  64
岩手県
 58
 7
 
 
 
 
  66
 264
宮城県
 33
 5
 
 
 
 
 
  38
 152
山形県
 11
 2
 
 
 
 
 
  13
  52
福島県
 41
 5
 
 
 
 
 
  46
 184
新潟県
 15
 1
 
 
 
 
 
  16
  64
茨城県
 76
 
 
 
 
 
 
  76
 304
栃木県
 42
 1
 
 
 
 
 
  43
 172
群馬県
  3
 1
 
 
 
 
 
   4
  16
埼玉県
 23
 
 
 
 
 
 
  23
  92
千葉県
 72
 4
 
 
 
 
 
  76
 304
東京都
156
27
 
 
 
 
 184
 736
神奈川県
 37
 1
 
 
 
 
 
  38
 152
 
       
50年間平均/県
 48
 0
0.4
  54
200年間平均
遭遇回数/県※
194
21
 0
1.6
 216
  ※当該50年間からの推計。 ※2 1996年9月以前の震度5・6は、震度5弱・6弱として扱っています(気象庁)。




地震活動期の建築基準法の耐震基準案


 建築基準法の地震に対する「安全基準※」は、以下の通りです。


 .耐用年限中に数度は遭遇する程度の(「稀に発生する」)地震動に対して、構造耐力上主要な部分に損傷が
   生じないこと。 つまり無損傷であること。
 .耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の(「極めて稀に発生する」)地震動に対して、建築物が倒壊・
   崩壊しない
こと。



 ※「1997年建築物の構造規定/建設省住宅局建築指導課他監修」の16-19頁、「2001年度版「建築物の構造関
   係技術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修」の46-50頁、「2007年度版「建築物の構造関係技
   術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修」の48-53頁。



 ●地震静穏期の、概ね1950年から2000年までの期間では、

  耐用年限を通常建物の50年と考えた場合、上記の「震度別地震回数表」から
  .耐用年限中に数度は遭遇する程度の(「稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度5弱程度(50年間で5回程度)に対して、無損傷であること
  2.耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の(「極めて稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度6弱程度(50年間で1回遭遇するかもしれない)に対して、倒壊・崩壊しないこと



 のごとく、「地震静穏期」では、耐用年限中の遭遇回数からの震度は、現行建築基準法通りで良いでしょう※2
 しかし、「地震活動期」では、耐用年限中の遭遇回数(数度/一度)から該当する震度をみますと、全く違うもの
 になります。 「地震活動期」では、書き直しが必要となります。
 以下は、地震活動期に入ったばかりの直近10年間からの推計のもので、地震活動が本格化すればさらに震度
 を大きくする必要があります。



 ●地震活動期では、

 ★耐用年限を通常建物の50年と考えた場合、上記の「震度別地震回数表」から
  .耐用年限中に数度は遭遇する程度の(「稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度6弱程度(50年間で6回程度)の地震動に対して、無損傷であること
  .耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の(「極めて稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度7程度(50年間で1回遭遇するかもしれない)の地震動に対して、倒壊・崩壊しないこと

 ★耐用年限を長期優良住宅の200年と考えた場合、上記の「震度別地震回数表」から
  .耐用年限中に数度は遭遇する程度の(「稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度6強程度(200年間で8回程度)の地震動に対して、無損傷であること
  .耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の(「極めて稀に発生する」)地震動
      ⇒ 震度7以上(200年間で1回遭遇するかもしれない)の地震動に対して、倒壊・崩壊しないこと



 以上を整理し、さらに、標準せん断力係数C0(≒応答水平震度)を、現行法との地動加速度比から算出すると 、
 以下の表「地震活動期の建築基準法の耐震基準案」のようになります。

 また、下記の免震・制震・耐震の比較グラフから明らかなように、地震活動期である現状において「通常の住宅」
 「長期優良住宅」共に、上記安全基準を満たしているのは「免震」しかありません

  ⇒ 関連Q&A1      


 ●地震活動期の建築基準法の耐震基準案 (標準せん断力係数C0は現行法との地動加速度比から算出)

 


地震静穏期

耐用年限中に
遭遇する

地震の震度
加速度
(下記の耐震基準
値を上回ること)

標準せん断力係数
0
耐用年限中に
遭遇する

地震の震度
加速度
(下記の耐震基準
値を上回ること)

標準せん断力係数
0
通常建物

(50年程度)


稀に発生
する地震

(耐用年限中
数度遭遇
する程度の
地震動)

に対して
無損傷

震度5弱程度

80〜100gal※1
80〜140gal※2
0.2

(現行基準法)
震度6弱程度

250〜450gal※2
0.6〜0.9※3


極めて稀に
発生する地震

(耐用年限中
一度遭遇する
かもしれない
地震動)

に対して
倒壊しない

震度6弱程度※2

300〜400gal※1
250〜450gal※2
1.0

(現行基準法)
震度程度

800gal〜※2
2.7〜※3

(3.1〜4.5※4)
長期優良住宅

(200年程度)


稀に発生
する地震

(耐用年限中
数度遭遇
する程度の
地震動)

に対して
無損傷

※5
※5
震度6強程度

450〜800gal※2
1.1〜1.6※3


極めて稀に
発生する地震

(耐用年限中
一度遭遇する
かもしれない
地震動)

に対して
倒壊しない

※5
※5
震度程度

800gal〜※2
2.7〜※3

(5.6〜8.0※4)

 ※1 2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書/国土交通省住宅局建築指導課他監修、及び1997年度版
    建築物の構造規定/建設省住宅局建築指導課他監修に基づく。
    最大級の地震動/大地震動=300〜400gal、中程度の地震動/中地震動=80〜100gal となっています。
 ※2 現気象庁震度階では、 地震周期約0.6秒が数秒間継続した場合
    震度4:25gal〜、震度5弱:80gal〜、震度5強:140gal〜、:震度6弱250gal〜、震度6強:450gal〜、
    震度7:800gal〜となっています。
    旧気象庁震度階とは250galまではよく合致し、震度7に関しては、800gal〜になっています。
    また、震度6強も、加速度は450gal〜となり、「約300から400gal程度」では、震度6弱となっています。
    ⇒ 「詳細解説」
 ※3 現行基準法の「極めて稀に発生する地震」の想定加速度と当該地震加速度との比(下限値同士と上限値同
    士の比)を、現行基準法の「極めて稀に発生する地震」に対する標準せん断力係数C0=1.0に掛けた値。
 ※4 「稀に発生する地震」に対する標準せん断力係数C0の5倍の値。 5倍の値は、現行基準法の「極めて稀に
    発生する地震」に対する標準せん断力係数C0=1.0と「稀に発生する地震」に対する標準せん断力係数
    C0=0.2との比。
 ※5 気象庁の1996年9月以前の震度5・6には弱・強の区分が無いので省略。



 ●免震・制震・耐震の比較グラフ

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal  80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 


耐震・制震住宅
(耐震等級1)
 
無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度5弱※4         震度6弱・6強※4
  地動加速度:0gal  100〜125gal※1※5  375〜500gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級2)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

            震度5弱※4            震度6強※4
  地動加速度:0gal  120〜150gal※1※5    450〜600gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級3)
 
無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal 80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 

免震住宅
(悪い免震)
上部構造:耐震等級1

無損傷
小破壊
に至る
 
中・大破壊して免震スタート■■■■

                                         震度7※4
  地動加速度:0gal                               
約2400gal※6
 


I A U免震住宅
上部構造:耐震等級1


無損傷
損傷の
可能性

    上記加速度(地表面から建物入力加速度)に関して、被害地震の加速度(地表面加速度)は下記の通り。
     1995年阪神淡路大震災(全壊約10万棟)の最大加速度 :  818gal (神戸海洋気象台の南北方向)
     2004年新潟県中越地震(全壊3175棟)の最大加速度 :  2036gal (川口町の東西方向)
    IAU型免震住宅の場合は1994年ノースリッジ地震増幅波の約2400gal まで損傷限界以内、すなわち、
    C0=0.2以内であることを実大実験で確認。 上部構造が C0=0.2以内(無損傷)に納まらない「免震」も
    世の中にありますのでご注意ください
※6)。 ⇒ Q&A


 ※1※4※5※6  注参照




地震被害0事業でニューディール政策を

=未曾有の経済危機脱出と地震に強い日本の悲願達成のために思い切った財政出動を=
 

 2000年以降、以下のように震度6弱以上の地震が頻発しています。

 2009年 8月11日 駿河湾の地震    M6.5 震度6弱 全壊    棟 住家被害  8,681棟
 2008年 7月24日 岩手県沿岸北部地震 M6.8 震度6弱 全壊   1棟 住家被害    382棟
 2008年 6月14日 岩手・宮城内陸地震 M7.2 震度6強 全壊  30棟 住家被害  2,701棟
 2007年 7月16日 新潟県中越沖地震  M6.8 震度6強 全壊1331棟 住家被害 44,344棟
 2007年 3月25日 能登半島地震    M6.9 震度6強 全壊 686棟 住家被害 29,384棟
 2005年 8月16日 宮城県沖の地震   M7.2 震度6弱 全壊   1棟 住家被害    985棟
 2005年 3月20日 福岡県西方沖地震  M7.0 震度6弱 全壊 133棟 住家被害  8,997棟
 2004年10月23日 新潟県中越地震   M6.8 震度7  全壊3175棟 住家被害122,676棟
 2003年 9月26日 十勝沖地震     M8.0 震度6弱 全壊 116棟 住家被害  2,073棟
 2003年 7月26日 宮城県北部地震   M6.4 震度6強 全壊1276棟 住家被害 16,061棟
 2003年 5月26日 宮城県沖の地震   M7.1 震度6弱 全壊   2棟 住家被害  2,428棟
 2001年 3月26日 芸予地震      M6.7 震度6弱 全壊  70棟 住家被害 50,067棟
 2000年10月 6日 鳥取西部地震    M7.3 震度6強 全壊 435棟 住家被害 22,080棟
 2000年7月〜8月 三宅島新島神津島近海地震  M6.5 震度6弱 全壊  15棟 住家被害    209棟


 これらの地震は、政府中央防災会議決定の「建築物の耐震化緊急対策方針」が示す、日本列島が活動期に入
 り、「我が国において、地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にある」ことを裏付けるものとなりました。


 また、1999年1月1日〜 2008年12月31日の10年間で、東日本地方では各県別に下記回数の震度4以上の地
 震がありました。 この結果から、
 耐震・制震住宅が「損傷限界」(損傷が始まる段階)に達する地震(震度4〜5弱以上)に、
   今後 50年間で、1県あたり平均 278回も遭遇することにもなります。
   今後200年間で、1県あたり平均1112回も遭遇することにもなります。

  【東日本地方 震度別地震回数表/1999年1月1日〜2008年12月31日/気象庁調べ
 
震度ごとの10年間の回数
震度4以上
10年間
合計
震度4以上
50年間
遭遇回数
震度4以上
200年間
遭遇回数
5弱
5強
6弱
6強
北海道
 88
 4
 
 
 98
 490
1960
青森県
 12
 2
 
 
 16
  80
 320
秋田県
  5
 1
 
 
 
  8
  40
 160
岩手県
 29
 1
 
 34
 170
 680
宮城県
 41
 5
 
 53
 265
1060
山形県
 12
 2
 
 
 
 15
  75
 300
福島県
 30
 4
 
 
 
 35
 175
 700
新潟県
 73
11
100
 500
2000
茨城県
 37
 8
 
 
 
 46
 230
 920
栃木県
 42
 2
 
 
 
 
 44
 220
 880
群馬県
 11
 3
 
 
 
 
 14
  70
 280
埼玉県
 25
 3
 
 
 
 
 28
 140
 560
千葉県
 27
 3
 
 
 
 31
 155
 620
東京都
260
19
 
 
293
1465
5860
神奈川県
 17
 1
 
 
 
 19
  95
 380
10年間平均/県
 47
4.6
2.1
1.2
0.4
0.1
 55
50年間平均/県
236
23
10
0.3
 278
200年間平均
遭遇回数/県
945
92
41
24
1.3
1112



 ★地震被害を0にする技術の誕生
 地震国日本にとって、このような地震の被害を0にすることは、国民の悲願でした。
 それが可能になる技術が誕生しました。 U免震の登場により、それが可能になったわけです。
 耐震・制震では地震被害を0にはできません
 建築基準法及び品確法に則して言えば、耐震・制震」では、震度4〜5弱を超えた段階から損傷の可能性
 が、 震度6弱・強段階からは倒壊の可能性が出てくる
からです(下グラフ参照)。
 また、地震活動期に入った日本での建物資産価値保全を考えますと「 U免震は必須となります。



          震度4※4   震度5強※4
  地動加速度:0gal 60gal程度 200gal程度※1※5

 

既存住宅
1981年までの旧耐震
(評点0.6程度の場合)


無損傷
小〜
壊に
大破
至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度4〜5弱※4  震度6弱※4
  地動加速度:0gal  80〜100gal※1 300〜400gal程度※1

 


耐震・制震住宅
(耐震等級1)


無損傷
小〜大
至る
破壊に
可能性
倒壊・崩壊の可能性

           震度5弱※4         震度6弱・6強※4
  地動加速度:0gal  100〜125gal※1※5  375〜500gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級2)


無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

            震度5弱※4           震度6強※4
  地動加速度:0gal  120〜150gal※1※5   450〜600gal
程度※1※5
 


耐震・制震住宅
(耐震等級3)


無損傷
小〜大破
壊に至る
能性
倒壊・崩壊の可能性

                                         震度7※4
  地動加速度:0gal                               
約2400gal※6
 



I A U免震住宅



無損傷
損傷の
可能性


   上記加速度(地表面から建物入力加速度)に関して、被害地震の加速度(地表面加速度)は下記の通り。
    1995年阪神淡路大震災(全壊約10万棟)の最大加速度 :  818gal (神戸海洋気象台観測の南北方向)
    2004年新潟県中越地震(全壊3175棟)の最大加速度  : 2036gal (川口町観測の東西方向)


  ※1〜6 Q&A1の※1〜6を参照



 ★既存建物も免震改修可能
  耐震改修をしなければならない既存住宅は1500万戸以上あると言われています。 U免震では免震での
  改修が可能です。 現在のところ、東京都等の公的機関に選定された唯一のものです。

 ★中高層では「耐震」より「免震」が安くなる場合も
 低層建物では、免震化してもその費用がそのまま掛かりますが、中高層建物では、免震化に伴い上部構造地
 震力が低減し、構造部材断面が落ち、それが免震化費用を上回れば安くなる場合が出てきます。 免震装置コ
 ストが下がれば下がるほど、より階数の低い建物から「耐震」より安くなります


 ★ I A U免震により、より低い建物から「耐震」より安価に
 従来の免震に比べ画期的に安価な I A U免震は、高層用、重量用の装置ほど、さらに単位重量あたりの単価
 が下がる特長をもっていますので、従来の免震に比べて、より階数の低い建物から「耐震」より安くなります。


 ★より高層用、重量用の免震装置の開発
 I A U免震は、画期的に安価な免震装置です。 それは単純な装置だからです。 現在までに低中層用までは実
 現していますが、中高層用免震装置の早期の実現が求められています。

 ★日本国土の地震被害を0にする事業でニューディール政策を
   =未曾有の経済危機脱出と「地震に強い日本の悲願達成」のために思い切った財政出動を
 現在、日本経済が危機的状況の中で、地震の防災、地震被害を0にするため、すなわち、日本の建物の免震
 化を促進するために公的資金を投じることは、国内の建設需要を拡大する効果と共に、地震国日本の悲願で
 ある「地震に強い日本国土」に作りかえる大きなチャンスにもなります。 低層建物、特に戸建て住宅は、耐震
 より安くならない領域でもあり、国民の生命と財産を守るためにも、是非公的補助を必要とする領域です
 100年に一度と言われています現在の経済危機に、1929年の世界恐慌におけるニューディール政策以上の
 政策を打たねばならない現状において、国民の同意の得られるこの領域に、思い切った財政出動をすべきで
 あり、この時期においては他には無く、今、この時にやらなければ、おそらく双方のタイミングを逸する可能性が
 あります(経済・地震ともに待った無しの可能性があります)。

 ⇒ 地震被害0への提言







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